板橋フレンドセンター





板橋フレンドセンターでヨガ学習を行いました。  
いわゆる不登校の子どもたちが自主的に集える場所、それがこのフレンドセンターです。
100人の子どもがいれば、100通りのそうなった理由があります。

学校が居心地悪い場所になり、1日休み、また1日。
一度休み出すと、なんだかもっと行きづらくなる。

大人にだってそんなこと、1度や2度ありますよね。
また学校に行きたい、と思うことがあるかもしれないし、
なかなかそんな気持ちになれないかも知れない。

全ての思いを個性として捉えて、しっかりと一人ひとりと向き合って話を聞ける場所。
この場所はそんなところだと思います。
ヨガ学習を通じて、自分の思いをおとなに吐き出せたらいいなと思います。

みんなの思いはわがままだって思わなくていいよ。
まずは自分の気持ちをもっと認めてあげよう。
そして何がやりたいのかしっかりと考えてみよう。

それを実現する手伝いをするのがおとななんじゃないかなと思う。 
 
ヨガの時間だからといって、無理にみんながヨガをしなくたっていい。
みてるだけでもいいし、端っこで、マイペースで時々やってみてもいい。
どんなやり方でもオッケー。
 
具体的には、こんなことからスタートしました。

思いっきりあくびをする。
床に寝転がって背伸びをする。
床のひんやり感を味わう。
声がカラダの中で振動するのを感じる。
背中を叩き合う。


力を抜く、呼吸する、その上で、カラダの中、心の中の小さな変化を感じ取って行きます。


体幹を使うポーズを通じて、自分の中に漲るエネルギーを感じることができるかと思います。

小さな勇気や自信が湧いてくるかも知れない。

45分のヨガの時間、その中でもみんなの表情が、みるみる変わっていくのが見えた。
人知れずこっそりと柱の陰でチャレンジしようとしている姿が見えた。
そして何より子どもたちの笑顔が眩しかった!! 

終わったら、色々質問投げかけてくれた。
感想を自分から話してくれた。 
紙に残してくれた感想は、心にズンと響く宝もので、
帰り道、私たちはそれを一つひとつ読んで胸がいっぱいになった。 
 
所長さんとの会話でも色々胸が熱くなった。
そして今日、この日から、私にとって「ヨガ」がまた特別なものになった。

ヨガを通じて、子どもたちと心通わせていきたい。
コミュニケーションツールとして、心が解けていく気がする。
子どもたちとまた会える日が待ち遠しくて堪らないな。

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